テーラーメードの実用例

本日の日経新聞の科学面の記事から覚え書き。


[テーラーメード医療の実用例]
・ハセープチン
乳がん治療薬。事前に遺伝子配列をチェックしてある程度効き目を予測できる---ようだが、記事には具体的なことは書かれていない。詳細は自分で調べるしかないようだ。


[テーラーメード実用化の一歩手前]

・タキソール(一般名パクリタキセル
乳がん治療薬。副作用で白血球の減少がみられた患者において、ある「二種類の遺伝子」に同時に共通の変異が見つかった。彼らは、(低リスクの)正常型アリルは持っていないのかな?それぞれの遺伝子についてリスクアリルをホモで持っている確率って低いと思うけど、どれくらいの頻度なのかな?



イレッサ(一般名ゲフィチニブ)
副作用の一つである間質性肺炎(←肺が萎縮する)の起こるメカニズムに関しては未解明。一方、下痢に関しては「一つの遺伝子」の中で、副作用の起こった患者に共通して10箇所のSNPがあったという。





それにしても日経さん、遺伝子の名前くらい書いてくれよ。