DNAチップの耐久性向上

本日の日経新聞の記事。

岸本産業と産総研が共同で耐久性5倍のDNAチップを開発したそうだ。岸本産業の精密機器などの保護被膜技術を応用して、DNAと親和性の強い高分子被膜を「化学蒸着」という手法でチップに付けた。これにより、一度張り付いたDNAが5倍ほど剥がれ落ちにくくなり、ウォッシュしても流出しにくく検査感度が向上する。おまけにコストも安くすむとのことで、おいしい話ではありませんか。デメリットはないのか?

「将来的には高価な測定装置を使わなくて済む可能性も」、とあるがどうしてなのかアホ学生のワタクシにはわかりません。

試薬メーカーや研究機関向けに年内にも発売するそうです。