米・原住民の歴史と免疫疾患

南東部に住んでいたアメリカ原住民たちは、white peopleがアメリカにやって来てから立ち退きを迫られた。すると、オクラホマに移住したある集団*1 では強皮症(SSc)がかなりの高罹患率で発症。移住した集団のサイズが小さかったために、疾患感受性遺伝子を持つ個体の割合がオリジナルの集団に比べ増大したと言われる。これがいわゆるfounder effect(創始者効果)。

*1:"Oklahoma Choctaw"、アメリカ原住民の言葉で「赤い人」の意。